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これを例えば、日本において見るならば、幕藩体制・明治の立憲君主制・今日の象徴天皇制の政治体制と、その政治のシステムは大きく変わったけれども、日本人は、どこまで行っても日本人でありつづけたのである。日本人が日本人で無くなるということがなかったのである。 国民の気質といったものは、なかなか変わらないということである。すなわち、「和」という名の集団主義および外に対しての排外主義。そうして群れる・媚びる・迎合するという意味でそうなのである。このような、権威に対する盲目的従順性という意味で、そうなのである。 これは昔からそうなのであって、たぶんこれからもそうなのである。日本列島という地政学的条件がそれを求め必要とし続けるからである。そしてまた、これが自分たちの成り立ちの条件であり続けるからである。 |
戻る。 続く。
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2019-0327-0329