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この世界に、同じ現実というのが二つとない以上、すべての遺伝というのが、何らかの意味で現実に適応してこそ、始めて現実のカタチになる。また、現実の世界で生きて行けるようになる。 遺伝するとか、遺伝したというのは、このことなのであって、このような現実に適応されたカタチをもって、それを私たちは「遺伝した」と言っているのである。そうだとすれば、この場合、遺伝もその後の適応も同じことを言っているのである。 だからまた、そうした意味では遺伝というのは、見える現実の物理的形状に限られるものではなく、そうした形状がもたらすところの、適応のされ方の原理や方向性を指している。 |
戻る。 続く。
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2019-0327-0329