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それは、常識という型にハメられた思考のパターンの世界を生きている。思考のパターン自体が他人からのコピーによって成り立っているのである。もちろん、それは明治以降の学校教育と歴代の政府の政策であり続けたもので、いまもそうである。 すなわち、自分の考えというのが始めから無いということである。むしろ、自分の考えなど持ってはならないと教えられてきたのである。そして、これはまた、自分のことを自分で生きてはならない、ということを意味している。他人依存と集団的な群れの中で、自分を見失った存在であり続けること示している。 |