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そして、これに合わせるということが、自分が何か選ばれて賢く優れた人間のように思わされている。そしてそれを、何かの正義のように信じている。また、それ以前に、そのようにシツケられ教育されている。そしてこれを、優れた者と劣った者との上下の関係として思い込んでいる。 だからまた、このような優れた人間に劣った人間が従うべきであって、従わなければならないと教えられていて、そして信じてもいる。日本というシステムの条件とその立場から、そうしなければならないように出来ているのである。 それしかなく、それが自分が生きて行く唯一の道として示されているのである。実際、そうすることで就学と就職で優先してもらえるし、学校でも会社内でも、それが出世の条件になってきたのである。( * ただし、こうした感覚は「団塊の世代」の定年化と共に忘れられた立場となっている。) |