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6、マニュアル。


そして、これを自分のまわりに強要する。強要することによって、自分というのが少しでも周りの人間よりも有利な立場に立てたのである。それを、自分が上の者であるという証明にしたのである。そして、これを利用して自分の立場を作りだすのである。

実際、このようにして学校や企業、そして近隣の町内会が運営されてきたのである。受験勉強しか知らない、世間知らずの「おぼっちゃま」。これがそのまま大人になるのである。

マニュアル通りのことしか知らず、また、それ以外のことは何もできず、他のものになりようがないのである。そうした定形化し規格化された感覚と思考の持ち主なのである。それ以外のことを知らないまま人生を尽くして行くのである。

戻る。             続く。

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2019-0327-0329