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5、心理的刺激。


なぜ、そう言えるか。
それは、人間という身体の仕組みがそうなのである。人間の身体は、それ自体が閉じて自律した、固有で個性的な世界なのである。

そうである以上、この身体のどこかに、たとえどんなに小さな刺激であっても、そうした刺激があると、それはどうしても身体内部で相互に影響し合うし、影響し合うことによって身体の内部でバランスされ、自己が保存され継続して行くことが出来るのである。そしてまた、これは身体外部からの物的刺激のみならず、心理的な刺激もまた、それ以上に作用しているのである。

戻る。             続く。

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2019-0402-0404