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4、マニュアル。


公務員や企業のマニュアル通りの生き方しか知らず、それだけで十分な、そうした世界からは新しい異質な感覚は生まれないのである。

だからまた、マニュアルから外れるマイノリティーは疎まれ、煙たがれ、避けられるのである。そして、そうしたことが、日本という社会の中で、もっとも求められる模範的な人間モデルでありつづけたのである。

クチには出せないけれども、出来れば関わりたくないと、だれもがそう思っているのである。これは暗黙の社会的合意というか、無言の了解事項なのである。文化であり、シツケであり、オキテなのである。

戻る。             続く。

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2019-0404-0416