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4、固有の特徴。


このような生存のための、どんな文化や経済の様式といっても、それらが表面上、形式的に多少異なって見えるにしても、このような形式の基本的な必然性とその前提、またそれが必要とする条件といったものが、同一のものであったと推定せざるを得ないのである。

そうである以上、土器や石器といったものが、世界中至るところ、様々な地域と歴史的時期に見られるとしても、やはり、同じ根源から来ていると思わざるを得ないのである。

人類という種の共通性といったものが、どうしてもその根源にあると思わざるを得ないのである。なぜなら、土器や石器そのものが人類固有の、人類にしか見られない固有の特徴だからである。

戻る。             続く。

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2019-0404-0416