index< 日誌 < aj情緒 <  23c-61情緒6 「失われた記憶」p5

3、未知の記憶。


そうした無意識の意味不明の動作が、自分の日常によく見られ、それに気づかされるのである。しかしそれは意図したことでも、意識したものでも、何らかの実践的な目的や動機に従ったものでもないのである。また、何らかの明確な理由があるのでもない。それはただ馴れやクセ、習慣とでもいったものなのである。

しかし、もしもそれに理由があるとすれば、それは遥かに遠くの太古の昔、何らかの現実的な必要に迫られて取得されたもので、言わば、かつては現実の実践的な要求からなされたものであって、それがそのまま受け継がれて繰り返されてきたということである。

戻る。             続く。

index< 日誌 < aj情緒 <  23c-61情緒6 「失われた記憶」p5

2019-0406-0408