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3、原理。



そして、こうしたことがいつしか自分の自意識の一部分になっている。そしてまた、このような自分の肉体上の変化でもって、自己了解と自意識の証明と感じている。

なぜなら、自分にしてみれば、それ以外に自分を確かめる方法が現実にないからである。自分とは、つまり、自己の情緒の世界のことなのであって、それ以外に自己の情緒の世界を確かめる方法がないのである。

情緒とは、そしてまた、自己の内部の生理の作用といったものは、このような自分自身の中の身体上の変化をもって呼び起こされ、思い知ることになるのである。

 〜 以上が、ダーウィンの表情に関する第一原理、「連鎖の原理」である。
  (ただし、翻訳本では連鎖ではなく「連合」と表記している)

戻る。             続く。

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2019-0408-0411