index< 日誌 < al境界 < 23c-67「続、連合の原理」p6 |
第一の「連鎖の原理」による身体上の変化や動きといったものが、突然中断された場合である。あるいはまた、すでに知られている表情や仕草とは、反対の状況に遭遇した場合である。 極度に凝集していた、身体組織の緊張と集中が突然中断され、行き場を失くしたそのエネルギーと、筋肉や骨格と神経の動きが、突如として目的も方向も無しに開放されて、急激な拡散と消失を余儀なくされる 言い換えると、「連鎖の原理」の際の身体上の動きとは、反対の動作と表情やポーズを辿りながら現れる、ということである。そしてまた、このようにして情緒の日常性と、心の平穏を取り戻そうとしているのである。そうして自分でも納得し安心するのである。 そして、これが日常化することによって、このようなポーズそのもが、それ自体で@の「連鎖」とは反対の意志のポーズとなっているのである。また、そのための仕草や表情として受け止められているのである。 |