index< 日誌 < al境界 < 23c-67「続、連合の原理」p6 |
そしてまた、反対の動作といったものが、いつの間にか自意識の一部分となり、その証明となると共に、相手やまわりに対する意思表示の表現方法、コミュニケーションの形式になっているということである。そしてこれは、第一の「連鎖の原理」の場合も同じである。 以上の、「連鎖の原理」とその「反対の原理」は、たとえ無意識の不随意であっても、あるいは意志とは無関係の、そしてまた、意思に反してさえも遂行される動作や表情のことである。そうした習慣と馴れと条件反射が優先される無意識の世界である。これは言い換えると、自分自身の感情や情緒の世界なのである。 |