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4、戦慄。


見える現実が、それとはまったく別のものを印象し象徴していて、これがサインとなって自分に迫ってきているのである。そしてこれが直感や衝動となって自分を脅かし戦慄させているのである。

見える現実といったものが、自分でも分からない何か不可解で不思議な気分にさせている。あるいは、何の理由もないのに恐れを感じたり、喜びや悲しみといった感情を呼び起こしたりするのも、そうなのである。

それは無意識の世界で、自分でも得体の知れない何かしらのサインとしての印象や象徴を見ているからである。そしてそれが抽象化され、何らかの象徴と化した、自分自身の中の観念の世界を見ているのである。

戻る。             続く。

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2019-0408-0411