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5、乗り移る。


現実の見える世界が意味してきた印象と象徴の世界が、それまでとは全く別の意味を持つことがある、ということなのである。同じものを見ているにも係わらず、それが全く違う意味を表わしているということなのである。

自分にとっての現実の意味が全く違うものになって、自分というのが何か別世界の住人のように思えてくるのである。

現実に無いものが、他の姿を借りて現実の世界に現れているのである。だからそれは、つまり、現実に無いものを見ているし、見えてきているのである。

戻る。             続く。

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2019-0411-0417