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2、サイン。


意味不明の言葉にならない叫びや「うめき声」、驚きと困惑の「ため息」、あるいは集団内部の天敵に対する警戒音として、さらに、相手に対する威嚇の「うなり声」としても、そうである。

しかし、そうしたことの始まりは、詰まるところ、感情の激高とそれに伴う、呼吸と血液循環の異常な高まりが、その原因になっている。あくまでもその始まりは、純粋に肉体内部の生理的要求なのである。

しかし実際には、人間も動物もまた、自分のノドから発する声以外の音でもって、そうした自分の感情を表現することがある。ウサギが足を鳴らしたり、ヘビも身をよじらせて音を出したりする。

戻る。             続く。

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2019-0417-0427