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2、避けられない。


それは、相手に対する攻撃の必要からそうするのであるが、それは、自分の身体内部の、瞬発的な能力を超えた筋肉の動作を必要とする場合である。この場合、心臓と肺の強烈な動きは不可避であって、それがまた、身体や顔面の表情に現れているのである。

目が血走る、コメカミに血管がタテに浮かび上がる。鼻穴が拡大し息も荒くなる、といったことがそうである。さらに、相手の目を見据えて睨(にら)みつけているが、これは攻撃か守りのための神経の集中から来ている。つまり、目をにらみながら、いつ、どこへ、どのように襲うか、または守るかの状況の判断のために、そうするのである。

戻る。             続く。

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2019-0417-0427