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自分の中で自分と自分が分裂していないために、他人との関係においても明瞭なハッキリした区別が存在しない。だからまた、自分の中で自分を見い出すことが出来ないのである。自分の考えというのが、何も無いということなのである。 もちろん、要求やクレームや願いなどは当然あるのであるが、それらがすべて他人との関係のことを言っているのであって、自分自身のことを言っているのではない、ということなのである。 集団のバランスと、その中での自分の利益に適う、そうした自分の立場を表明することはあっても、自分自身の考えを言うことは全くない。そもそも、自分の考えというのが始めから存在しないのである。 |
戻る。 続く。
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