index< 日誌 < ar象徴 aw色 <  24a-01「四季の色」p10

3、肉体の色。

これは例えると、男と女の肉体の関係にも似ている。現実に無いものを、幻想と錯覚の世界に見ているのである。しかし、そうしたことも人間にして見れば必要なことなのである。

そして、その中で幸せを感じているのである。自分の中の求めるものが、そうした幻想を現実の世界に作り出しているのである。観念の世界で、無いものを有るように見せているのである。

柔らかく穏やかで、際限なく近づいて行って、そして自分の中と外の区別が無くなって行く。昨日も明日もなく、自分も他人もなく、生も死もない。閉じた自分だけの世界で、自分をかみしめているのである。

戻る。             続く。

index< 日誌 < ar象徴 aw色 <  「四季の色」p10

2019-0430-0505-B