index< 日誌 < s設定 < 24a-06「意志の誤解3」p7 |
この現実のシステムの中においては、だれかがその「役回り」を演じなければならず、たまたま自分がその役を演じるハメになった、ということなのである。そうした意味では、それは確かに偶然であるとしか言いようのないものなのである。 しかし、この現実のシステムが求める役回りを決めるものは何か? それは、このシステムの秩序とバランスがそれを求めている、ということなのである。 このシステム、すなわち社会体制は、そこで生きる集団の論理で動いているのであって、そうした方向へと集団を導いて行く、これがシステムの役割であって、機能なのである。 |