index< 日誌 < s設定 < 24a-06「意志の誤解3」p7 |
このシステム、すなわち社会体制が求める方向と要件の下に、自分を適合させようとするのである。それは、このシステムの中で自分が生きて行く上での、ルールとマナーなのである。そうして始めて自分が社会の一員として認められるのである。 そして実際、このようにして就学と就職が保証されるし、仕事も入って、収入も社会的地位も向上するのである。そして、これがそこで生きる者にとってのプライドであり、自意識になっているのである。 少なくとも、そうでなければならないと教えこまれるのである。そしてまた、そうでない者は排除され、蔑まれ、陥れられのである。これはシステムに逆らう者に対する「懲罰」なのである。 |