index< 日誌 < s設定 < 24a-07「意志の誤解4」p4 |
このように出来ている。このようにしてシステムが保全されているのである。いままでもそうであるし、いまもそうである。そしてこれからも、そうである。このようにして社会全体の秩序と安全が保たれているのである。そして、このようにして自分たちが自分たちであり続けることが出来るのである。 このようにして、だれもが安心して生きて行けるようになるのである。「だれもが」というのは、社会の最大多数派のことである。そしてこれがこのシステムの土台なのである。このシステムが拠って立つところの根拠なのである。 要するに、いわれなき「差別」は必要不可欠の条件になっている、ということである。それは、このシステムの存続のための必要条件なのである。そしてこれが、このシステムの本質なのである。 |