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まさに皇帝(首領様)への忠誠心こそが、「自分たち」という世界を保証する手段と口実になっているのである。そしてこの「自分たち」とは、家庭内での家長を中心とした絶対的な上下の関係のことなのである。 自分は首領様の奴隷であると同時に、それを認めること自体が、家庭内で自分が首領様であるということを保証しているのである。これは上司と部下、そして兄弟間においてもそのまま適用されるシキタリなのである。 だからまた、そうである限り、首領様への忠誠こそがこの世界の何よりも絶対的なオキテになっているのである。首領様が、この世界での「最高尊厳」と言われる理由なのである。 |
戻る。 続く。
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2019-0507-0511