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4、集団主義。


自分の中に自分を意識する自己意識がない以上、それは他人に求めざるを得ず、そしてこれがカーストの権威として、ピラミッドの頂上に君臨する首領様なのである。また、これは強制などではなくて、そこで生きる者の誰もが願い求めたことなのである。

「自己意識」とは、自己の人権とプライバシーのことであって、このような自己の精神の未熟が個人を押しつぶして、このようなおぞましい集団主義の世界を生み出しているのである。

これは古くから根付いてきた儒教と、それに基づいて自分たちの暮らしを築いてきた、そうした思考と行動のパターンがそうさせているのである。そうした世界のルールとマナーの規範のことなのである。

戻る。             続く。

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2019-0507-0511