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4、同じことの繰り返し。


だからまた、もともと何の意味もないこと、あるいはまた、ただの偶然や間接的なもの、随伴物や、ただ偶然それに影響された無関係の動作や生理の作用といったものも含めて、そうした本来無関係であるはずのものが、果てしのない偶然の繰り返しによって、あるいはまた、果てしのない無数の世代の同じことの繰り返しによって、それがあたかも何かの印しや原因、あるいはサインや象徴のように思えてくるのである。

そして、それが自分の中の肉体の記憶として残り続けているのである。そして、いつしかそれが、自分たちの習慣と化した日常と生活のスタイルになっているのである。また、常識や気質・気性、そして信仰となっているのである。

戻る。                続く。

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2019-0511-0513