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6、象徴。


そしてこれが本能であり、習性ともなっている。このようにして嫌が上にも眉と眉の間に「?の字」型のシワ、すなわち「ひんしゅく」が出来上がる。そして、これが苦悩・苦痛・憂いなどといった情緒の状態の象徴となっている。

人間は、そうやって自分を意識し、了解し、そして確かめてきたのである。そしてこのような意識と行為の中に、自分にとっての現実の意味を見い出してきたのである。

そして、それはまた同時に、そうした意味といったものを、現実に見える自分の肉体のカタチとして感覚の中に記憶してきたのである。そして、肉体がそれを記憶していたのである。生理と情緒のあり方として、それを自分の中に保存してきたのである。

戻る。                続く。

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2019-0511-0513