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2、背景。


たとえそれが自分自身の記憶でなくてもそうなのである。あるいは、それ以前の、自分自身の肉体の営み自体が、その原理として受け継がれてきた祖先の記憶がそうなのである。そううしたことが自分の自意識の根底にあって、その下地と背景になっているのである。

だからそれがいったい何のか、自分でもよく分からないし、知りようがないのである。もしかすると知ってはならないものなのかも知れないのである。自分で自分のタマシイを見つめてはならないのである。食べられてしまうから。

前世の記憶というのは、そんなものは存在しないというのが一般的な常識である。もちろん、前世の具体的で現実的な記憶などと言ったものはあり得ないのである。

戻る。                続く。

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2019-0513-0516