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同じ環境といったもの。たとえばその条件や前提といったものは、厳密に言うとこの現実の世界にはないのである。しかしまた、それが地域によって、また、時代によって異なるからこそ、それが無意識の世界で不具合やアンバランス、あるいは非日常のズレや歪みのように見えてきて、現実から途切れた異なる世界のように思えてくるのである。 しかし、そう思えてくるのは、たとえそれが無意識ではあっても、それが自分にとっての非日常であり、自分が自分を意識するキッカケと動機になっているからである。現実とは異なる異質な自分な自分というのを、どこかで感じている。漠然としてではあるが、意識せざるを得ない自分がここにいるのである。 |
戻る。 続く。
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2019-0513-0516