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そうである以上、無意識の情緒の世界と、それを表現する表情や仕草といったものは、どこかで切り離され対立する。情緒とその表情の不一致、情緒の不安定や破壊と分裂が当然のようにある、ということである。 このような破壊と分裂は確かに異常であるけれども、そこまで進んでいなくても、たとえ些細でわずかなことであっても、そうした傾向といったものが、だれにも当然のように多かれ少なかれ、あるということなのである。 そしてこれが誤差であり、誤解であり、ズレであり、不具合という意味なのである。言い換えると、何かしらの錯覚でもってこれを意識するしかない、ということなのである。 |
戻る。 続く。
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2019-0513-0516