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3、信仰。


あるいはまた、その風俗や信仰の中で生き続けてきた、民族や国民としての情緒的な気質や気性といったものがそうなのである。または、民族のタマシイとでもいったものがそうなのである。自分自身の肉体の中から、何かを欲して願い求め出てきているのである。

そうしたことが嫌が上にも何かのキッカケで閃(ひらめ)いたり、フラッシュバックしてくるのである。無意識の世界で、それが何かしらの象徴やイメージとなって浮かび上がってくるのである。

しかし、このような記憶に現実のカタチなどなく、従ってそれは、カタチなきイメージや象徴のサインとして、ぼやけて、おぼろげな現実の世界の中に求められる。すなわち、乗り移り、取り憑くのである。現実にある、何らかの全く関係のないものに姿を借りて、それを言い表そうとするのである。それ以外に表現のしようがないのである。

戻る。                続く。

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2019-0513-0516