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| それではいったい何を表現しようとしているのだろうか。それは自分の中にある、自分でもワケの分からない情緒の世界を、何らかの象徴やイメージを借りて表わしてくるのでる。 そうやって自分が現実の世界に現れる前の、自分の根源の世界を遡（さかのぼ）り、たどって行って、そしてそれを探し求め続けているのである。 その具体的なすがたカタチは分からないし、知りようもないのであるが、それがもたらす気分や雰囲気、生理や神経の異常な反応の仕方といったものが、自分でも分かるのである。そしてこれが自分を悩まし続けるのである。自分のタマシイが自分の肉体を通して何かを訴えようとしていると。 |
戻る。 続く。
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2019-0513-0516