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7、区別。


それは例えば、水色がなぜ水色として見えてくるのかという、「水色」の意味がそうなのである。それは要するに、自分を含めた自分の祖先が、いったい何を水色として見てきて、水色として理解し、そしてまた、水色として感じてきたのか、ということなのである。

それは、「水色」がもたらす印象と象徴といったものが、それが水色として記号化されてきた、ということなのである。そして、このような印象と象徴の世界を、私たちは「水色」として表してきたのである。

もちろん、これは無意識の感覚の世界でそうしてきたのである。感覚自体が、このような出来事や景色の意味を「水色」として、他の色と区別してきたということなのである。これが水色の世界なのである。

戻る。                続く。

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2019-0513-0516