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5、目的なき意志。


何かへと向かう目標そのものが見つけられず、そして愕然として恐れおののいているのである。だからまた、顔表面のシワや血管や筋肉の動きが、何かを成そうとして今にも行動に出る寸前なのであるが、結局、何も出来ずに、どうしたら良いのか分からないままなのである。

不具合と障害のまま麻痺しているのである。しかしまた、そうかと言っても、いまにも行動に出ねばならない状況なのであって、これがまた、まるで破裂寸前の顔の表情のように見えてくるのである。

それに何らかの目的があるとすれば、それは何かをやろうとする目的や意図を持った集中などではなくて、それ以前に目標が見つからずに、それから逃げて避けようとする意志の集中なのである。

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2019-0516-0519