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5、秩序。


そうである以上、これはオキテなのであって、社会的合意の産物、この社会全体の暗黙の了解事項なのであって、そうである以上、このオキテの外の事項に関しては、何も関知せず、また、それに関しては何をしても良いということである。

また、このようにして公の生活に疲れ切った個人の、個人的欲求が満たされれ、それが保障もされているのである。公生活と私生活のバランスが達成されているのである。これは、このシステムにとって必要不可欠の、成り立ちの条件なのである。

このようにして自己の私的な願望や要求が満たされてもいるし、これと公の社会生活上のバランスが取れているのである。公の秩序を守ることによって、自己の私的な悪事が黙認もされるし、そして保障もされているのである。

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2019-0516-0519