index< 日誌 c信じるもの < 24a-44異人2 「宿命」p6

2、すがって生きる。


だからまた、このシステムの外では、どんな悪事でも平然と行うのである。そして、まるでそれが自分の当然の権利であるかのように思い込んでいるのである。

システム自体も、システムの外のことについては無関心で、明らかに人道に反することでも見て見ないフリをするか、黙認するのである。だれも煩わしいことに関わりたがらないのである。

すなわち、自分の意志と、自分の考えというのが、初めから最後まで無いのである。自分のことを自分で生きてはならず、自分の意志や考えや自律した思考を持たず、ただ権威と権力にすがって生きているだけの存在なのである。

戻る。                 続く。


index< 日誌 c信じるもの < 24a-44異人2 「宿命」p6

2019-0516-0519