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2、暗示。


現実に見えないものを感じたり、意識したりするといったことがあるのである。これはオカルトなどではなくて、ただ現実に見えるものから見えないものを予測しているのである。

現実に見えるものの秩序とその必然性から、見えることのない原理といったものを見ているのである。そこからまた、本来あり得べき姿カタチが分かっても来るし、変化する将来の姿カタチも予測できるのである。

また、それに伴って身体そのものの反射作用が無意識に作動する。気分が悪くなったり、訳もなく嬉しくなったり、「めまい」や冷や汗、鳥肌が立ったり、といったことが自分の意志とは無関係に起こる。

思考以前に肉体がそれに反応しているのである。肉体の生理がそれを覚えていて、無意識の内に思考よりも先に反応しているのである。あるいは、思考では理解できないことでも、肉体の生理がそれを訴えているのである。

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2019-0519-0523