index< 日誌 al境界< 24a-63 くり返し 2 「必然性」p8(19-64「くり返し」の続編)

5、接点。


それは自分の中の無限の可能性と共に、絶対的な制約ともなっている部分のことなのである。自分にはそれしかなく、それ以外の者になり得ない、そうした自分の中の最も根源的なものなのである。

自分には、それしかあり得ないのである。自分にしてみれば、生きている、存在しているということ自体が、それ以外に無いということなのである。自分にしてみれば、これが現実の世界なのである。自分と現実との接点は、これ以外に無いのである。

ただそれだけが、自分をして現実の存在にしているのである。そうした自分にとっての根源的な世界なのである。そして、こうしたことが自分にとっての、「日常の世界」なのである。

戻る。                 続く。

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2019-0523-0526