index< 日誌 ag儒教< 24a-66くり返し 5 「盲目的従順性」p10

3、偏執。


シツケも、就学と就職も、そして社会全体がこれを前提に成り立っている、そうした世界なのである。世の中全体が、常識や、道徳や、文化や、社会と経済のシステム全体が、このような自己を消去することによって成り立っている世界なのである。

群れて集団として仲間化することによって自己を見い出している世界なのである。社会全体がそのようにして成り立っている。そしてまた、それ以外に自分を見い出す方法がないのである。だからまた、そうする以外に無いのである。

このような、似せて成り済まし、そして媚びて迎合して仲間化する。そうした集団の中にあっては、自己というのが著しく歪んだ、いかがわしいものに成らざるを得ない。本来、自分の中にあるはずのものが何もないからである。

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2019-0523-0526

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