index< 日誌 <ag儒教< 24a-66くり返し 5 「盲目的従順性」p10 |
首領様という教祖と人民との関係である。すなわち、首領様 ⇒ 家長たる親 ⇒ 兄弟 ⇒ 女、 となる。首領に対する忠誠、親に対する孝行、そして男尊女卑。要するに上の者に対する義務だけであって、権利が何もない世界である。 そしてこれを基にして秩序が組立てられている。すなわち、親に逆らうのは、首領様に対する反逆と同じものと見なされる。そしてまた、このようにして強固で硬直し変わることない、ほぼミイラと化した社会秩序が成り立っているのである。 だからもしも当事者がそれを望まないなら、首領様ではなく、先ず自分の親に対する反抗から始まるのである。また、この社会システムから誰よりも利益を得ているのは、実はこの上下の関係に基づく親の権威なのである。 また、だからこそ、この統治のシステムといったものが盤石なのであって、革命などが起こる余地がないのである。これは今日の北朝鮮だけでなく、戦前戦中の日本社会がそうだったのである。 |
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