index< 日誌 <ag儒教< 24a-68くり返し 7 「首領様」p6 |
だからまた、この上下の関係こそが、この世界の本質なのであって、自分たちが何よりも守らねばならない正義であると信じてやまないものなのである。そしてまた、そうである限り、何も変わらないということなのである。 それが自分たちの良心であり、信念であり、使命であると信じているのである。そして、これが無くなれば、もはや人間ではないと本当にそう信じているのである。 自分にはそれしかなく、それだけなのであり、それが自分たちのすべてなのである。自分たちの「タマシイ」そのものなのである。頭の中というのが、ただそれだけで成り立っているのである。これは戦前戦中の日本がそうであって、そして今日の中国や北朝鮮がそうなのである。 そしてこの人間同士の間の、上下の関係こそが自分自身の自意識になっているのである。そしてそう思い込むことが正しいことのように、だれもがそう信じているのである。そのようにシツケられ、教育もされてきたのである。 |
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