index< 日誌 <av表情 ar象徴< 24a-71 「とがりクチ」p4 |
本来、生きて行くための具体的な動作といったものが、その事実とは別の意志表示のための手段になっているのである。人間の動作から意志が分離したのである。人間の表情とポーズといったものが、コミュニケーションの手段として、肉体から分離して意識されたのである。 そしてそれが何かしらの意志を表わすサインの象徴となったのである。そして現実から切断されたサインだけでもって意識し、理解もし、またそれに従って行為しているのである。 自分の肉体の動きといったものが、意識から分離している。そして分離することによって、意識が肉体を感じている。意識が、自分の肉体を意識している。 |