index< 日誌 j生理的情緒< 24a-73 くり返し 10 「歴史的同一性」p10

9、反射。


「くり返し」が馴れをもたらし、肉体の生理とその特殊化と最適化をもたらし、そして何万何億年というその繰り返しが、その肉体の生理と反射作用を通して、自分自身の肉体の仕組みとその構造を作り出したのである。

そしてこれを空間的物理的な現実のカタチとして定着させたのである。馴れが数万年に及ぶ繰り返しの中で、現実のカタチとしての筋肉や骨格構造、さらにそのサイズといった現実のカタチを、不変のカタチとして作り上げたのである。

こうしたことは、自分自身の観念の世界にも、また、自分自身の肉体の中にもハッキリと見ることが出来るし、またそれを知り、納得も出来るものとなっているのである。

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2019-0526-0601