index< 日誌 j生理的情緒< 24a-74 くり返し 11 「肉体」p5

2、自意識。


自己認識といったものが、自分自身の肉体の無意識の動作によって認められる。これが自分にとっての、自分の肉体のカタチの意味であり、そしてこれが自己の存在理由とアイデンティティーといったものを象徴しているのである。

これしかなく、これ以外になく、これを持って自分という者を確かめて行くしかないのである。自分とは、まさにこうした自分自身の、自分でもどうにもならない、持って生まれ出て来た自己の肉体の営みのことを言っているのである。

もちろん、自意識といった場合、他人との人間関係のことを言っているのであるが、それにしても、そうしたことは、やはり自分自身の肉体を通してなされるのであって、その善し悪しや善悪の判断といったものは、やはり、自分でもどうにもならない、自分自身の肉体の記憶に基づいて成されているのである。

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2019-0526-0601