index< 日誌 j生理的情緒< 24a-74 くり返し 11 「肉体」p5

3、変化の方向。


数千数万年に及ぶ、種としての日々のくり返しといったものが馴れをもたらし、生理と神経の作用の仕方といったものの、固有の特性を生み出してきたのである。あるいは、それを変異し適応させてきたのである。

そして、そうしたことの数万数億年に渡る繰り返しといったものが、その結果として今日の身体構造やその仕組みを創り上げてきたのである。単なるくり返しに過ぎなかったものが堆積し、それが定着し、固定して行ったのである。

単なる、繰り返される肉体の運動に過ぎなかったものが、果てしなく長い時間の経過の中で、いつの間にか知らぬ間に自分でも気づくことがないまま、自分自身の肉体のカタチの変化として、現実の世界に固定化されたのである。

戻る。                 続く。

index< 日誌 j生理的情緒< 24a-74 くり返し 11 「肉体」p5

2019-0526-0601