index< 日誌 j生理的情緒< 24a-74 くり返し 11 「肉体」p5

4、日常。


日々くり返される日常といったものが、自分の中の生理の作用となり、またその形式となり、そしてこれが適応と自然選択によって方向づけられたのである。そしてこれが、その肉体の物理的進化の特徴となったのである。

偶然のくり返しに過ぎなかった数万年に及ぶくり返しのなかで、それが自分自身の物理的な型となり、現実となり、そしてそれなしに生きては行けない必然となって行ったのである。

それは必然的な歴史の結果なのである。数万年に及ぶ日常の繰り返しが、それに見合う自分の身体といったものを作り出したのである。そしてこれが自分にとっての肉体の意味であり、そしてまたこれが、「肉体の記憶」の根拠になっているのである。

戻る。                 続く。

index< 日誌 j生理的情緒< 24a-74 くり返し 11 「肉体」p5

2019-0526-0601