index< 日誌 j生理的情緒< 24a-78 くり返し 12 「歴史的存在」p7

3、変化の主体。


現実の環境は、歴史という長い歴史の中で見ると変化し続けているのであって、それでも自己という主体が存在し続けているのは、自分自身が何らかの変化をし続ける主体であることに他ならない。

変化しながらも、内的には何も変わらない自律した主体であることを意味しているのである。そしてこれが歴史上の存在なのである。

そしてそれが変わらずに「くり返される」からこそ、歴史上の存在とされるのである。それが、だれが見ても、歴史上の存在として意識することが出来るのである。

そして、「くり返し」は空間的な現実の中で行われる。空間という現実の中で、それは自分のカタチを得ているのである。そしてこれを通して、歴史的存在として意識されているのである。

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2019-0601-0609