index< 日誌 j生理的情緒< 24a-81 くり返し 15 「生理」p9

2、リズム。


ただたんに反射的に繰り返しているだけでなく、それ自体が自意識の元になっていて、そこから観念や意識といったものが生み出されているのである。現実とは違う自分、自分を意識する自分というのが生み出されているのである。

このような観念の世界に自分の現実など存在しないのである。自分が生きている現実とは、このような自己の「くり返し」の世界なのである。そうした生理のリズムと日常のサイクルの世界なのである。

このような繰り返される日常の世界に自分を見い出し、自分を自覚し、自分を見ているのである。そして、このような観念の世界が自分に居場所と意味を与えているのである。

戻る。                続く。

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2019-0601-0609