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2、客観性。


それが瞬間的なものではなくて持続するというのは、それが現実の世界の中でバランスされていて、それが現実の中の一部分として成り立っているということなのである。そしてこれが「存在」なのである。これがその居場所と立場なのである。

それは、自然選択という偶然がもたらした、必然の結果なのである。そしてこの必然性こそが現実世界のバランスなのであり、それに適うものとしての自己の内的自律性なのである。言い換えると、このバランスに適うことのない自己というのは、現実の世界に存在しないし、存在し得ないのである。

偶然の主観的な事情に過ぎなかったものが、現実の客観的な必然性を獲得したのである。そうして現実の一部分となったのである。

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2019-0609-0618