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4、バランス。


そして、これが認められるというのは、それが継続するということ、自らの同一性を維持しつつ、時間的に存在し続けるということである。また、それ自体が特定の傾向と方向性を自らの内に持っている、ということなのである。

そしてこれが自己の自律性であり、原理なのである。自己が自己として、現実に存在するための条件になっているのである。これは言い換えると、自己の存在理由であり、目的なのである。言い換えると、この理由と目的を失うと、現実の世界で存在し得ないということなのである。

そして、これこそが自己を現実世界の中で必要な存在にしていて、その存在の必然性となっているのである。自己が、客観的な現実の世界の中で必要とされている、ということなのである。自己が現実の世界の中でバランスされている、そしてその一部分として組み込まれているということなのである。

戻る。                続く。

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2019-0609-0618