index< 日誌 <j生理的情緒< 24a-83 くり返し 17 「必然性」p6 |
そして、これを意識し認めてもいる。人間自身がそれを求め必要としていて、そしてそれへと目指しているということである。すなわち、自由な主体であろうとする自らの必要がそうさせているのである。そしてこれが自らの内的原理であり、必然性であり、その秩序なのである。 そしてこの自らの主観的な要求が、現実の客観的な必要と一致しているということなのである。そしてこれ自体が、この時点で偶然などではなく必然なのである。なぜなら、それは自分の外の客観的な現実がもたらした、自然選択の結果だからである。 外の現実の要求が、自己の必要といったものを取捨選択し、そうして自己を客観的な存在にしているのである。また、そうでない者は、現実の世界から消えて行くということなのである。 |