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7、原理。


そしてこのような固執こそが何よりも大事なこと、自分が自分であることの証明となっているのである。ただたんに偶然の繰り返しに過ぎなかったことが、より積極的で主導的な、自分自身のアイデンティティーとなっているのである。

そうである以上、それは偶然の仕草や習慣などではなくて、自分にとって見れば、それはどうしても必要で不可欠なものであって、より本質的な自分自身の存在理由なのであって、その行動の原理なのである。

人間の社会システムと文化がそうなのであり、また、観念的な善悪の判断基準、そしてまた、生理的な快・不快の感じ方もまた、そうなのである。そしてシツケと教育といったものが、また、そうなのである。

戻る。                続く。

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2019-0609-0618